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大人の資格試験勉強法|ノート作りはやってはいけない

大人の資格試験勉強法

こんにちは。aoitoriです。

資格試験の勉強と切り離せないのがノート術かと思いますが、家事・育児や仕事等との兼ね合いで効率的に勉強を進めたい兼業受験生の場合、ノート作りにも時間をかけられないのが現実だと思います。

そのような時間がない受験生に向けたノートとの付き合い方をお伝えしたいと思います。

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論文対策のつまずきはノート作りが原因だった

予備試験・司法試験に合格するまでの勉強の中で、一番苦労したのが論文対策です。

私の場合、予備校のカリキュラムを利用したので「何を」やるかについて迷うことはなかったのですが、「どのように」やるかについてかなり試行錯誤しました。

▼私が利用していた予備校のカリキュラムはこちらです。



中でも、時間をかけたのに結局不要と判断するに至った「ノート作り」には悩まされました。

ノート.jpg

はじめの頃は、資格試験の勉強において繰り返しが重要であることは理解していたので、その素材としてノートを作り、繰り返し見直し、また、修正を加えたりして活用していこうと考えていました。

そのためどうノートをまとめていくかはもちろん、ノート自体やペンにもこだわりはじめ・・・

もともと文房具は好きでしたが、かなりのノート・ペンマニアになりました。

その間、肝心の勉強は進まず、今となっては無駄な時間を費やしてしまったと後悔しています。

このように、どうやるか、どうノートを作るかにこだわって、勉強自体を進めることができなかったのが、私の論文対策のつまずきの原因でした。

結局たどり着いた結論はノート作りは不要ということ

そんな感じで復習用に必要なことを詰め込んだノートを作りつつ、いざ論文対策を進めようとした際、まず直面したのが時間がかかりすぎるという問題です。

見返すことを前提にノートを作るので、とにかくキレイにまとめたい欲が出てきます。

そうすると、1問30分を目安に計画を立てていたところ、1時間は余裕でかかってしまうという状況でした。

慣れればある程度時間を短縮できるかな、とも考えましたが、やはり無理でした。

そして、見返すときにも問題発生です。

正確性やノートに書いていないことが気になり、結局テキストを参照したくなるのです。

さらに、実際に論文試験を受けてみて、知っているだけではダメで書いてアウトプットできることが必要なので、繰り返し「読む」のではなく「書く」ことが必要と感じました。

そしてたどり着いた結論は資格試験の勉強にノート作りは不要ということです。

思い返してみれば、比較的スムーズに進んだ短答対策でもノートは作っていなかったし、弁理士試験受験の際も、さらに遡って、大学受験の際の受験勉強でもやはりノート作りはしていませんでした。

それなのになぜ予備試験・司法試験の論文対策にだけノートを作ろうと思ったのか、今となっては不思議に思います。

インプットを終えた段階で歯が立たず、特別なことが必要と気負いすぎていたのかもしれません。

とにかく、受験生、特に他の活動との兼ね合いで時間のない兼業受験生にはノート作りは不要、それに時間をかけてはいけない、ということをお伝えしたいと思います。

最終的には殴り書き

ここからは私のノートを実際にお見せしていきたいと思います。

だいぶ簡略化が進んでからのノートですが、それでも色々やろうとしていた頃のノートです。

IMG 0171

左ページの青ペンはテキストを見てまとめたもの。

右ページの黒ペン(万年筆)は、その後に自力でアウトプットしたものです。

時間をおかずに同じことを繰り返し書くことになるので無駄を感じ、青ペンの部分はやめました。

お次はだいぶ雑になってきた頃。

IMG 0172

接続詞とキーワードだけです。

条文を引く・書くことは意識していました。

さらに進んだ頃。

ノート書き殴り.jpg

もう判読不能です。

この問題が試験に出たとしたら今の自分では書けないけど書けるようになりたいと思う部分を殴り書きしていました。

おすすめの文房具

最後に、文具マニアおすすめの文房具をご紹介します。

ノート作りは不要ですが書くことは必要なので、道具の使いやすさにはこだわりたいです。

まずはノートから。

折り返しておいてすぐに勉強を始められるリングノートがおすすめです。

▼柔らかいリングで左ページもストレスなく使えるソフトリングノート。後述の万年筆との相性も◎です。

次にペンは、筆圧をかけずに書けてたくさん書いても手が疲れにくい万年筆がおすすめです。

試験本番までに慣れる必要があるので、勉強を開始したらなるべく早いうちに使い始めるといいと思います。

▼漢字をたくさん書く論文試験では国産万年筆のFかFMがおすすめ。パイロットの万年筆は安定感があります。

▼私はインク容量にこだわってこちらを使っていました。

おすすめの文房具についてはまた改めて記事にしたいと思っています。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。