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勉強開始から予備試験・司法試験合格まで3年間の勉強内容をまとめました

勉強記録

こんにちは。aoitoriです。

勉強開始から予備試験合格を経て司法試験に合格するまでの3年間の勉強内容を大まかな流れに沿ってまとめてみました。

司法試験合格までに最低限必要なことのイメージが掴めるかと思います。

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勉強時間の確保や勉強方法に悩んだ1年目

2019年6月にアガルートアカデミーの予備試験最短合格カリキュラム(当時の予備試験1年合格カリキュラム)の受講を開始してから、2020年の予備試験受験までに実際に行った勉強の流れは以下の通りです。

▼この記事に出てくる、私が受講した講座はアガルートアカデミーの講座です。



総合講義300

短答過去問を解く(短答過去問関連の講座の過去問集のみ使用)
重要問題習得講座(テキストを読んだだけ)

論証集の「使い方」(音声ダウンロードしたものを聴きつつ論証集を確認)

1年目の勉強内容について、詳しくはこちらの記事でまとめています。↓

予備試験*2020年度勉強記録まとめ
これまでにやってきた勉強内容をまとめてみました。

一念発起して予備校受講を開始したものの、8月、10〜12月は全く勉強できず。
勉強時間を生活に組み込むことに苦労した1年でした。

そして、総合講義の視聴に2020年4月までかかってしまったり、重要問題習得講座はテキストを読むだけだったり、インプットや短答対策に時間をかけすぎて、論文のアウトプットに移行できなかったのが、1回目の予備試験で論文敗退の原因だと思います。

私は司法試験合格までに3年かかりましたが、勉強開始からの初動を工夫すればもっと短期で、もっと上位での合格も可能だと思います。

あいかわらず試行錯誤。基本を繰り返すことの大切さを痛感した2年目

2020年(令和2年)の予備試験はコロナ禍で延期されたこともあり、論文式試験の終了は10月でした。

そこから2021年の予備試験受験までの勉強内容は以下の通りです。

重要問題習得講座試行錯誤
実務基礎科目対策講座試聴
短答過去問

論証集の「使い方」の音声を繰り返し聴く
予備試験論文過去問解析講座

(論文合格発表後、口述対策として)
口述過去問再現集に目を通す
実務基礎科目対策講座論証集の「使い方」刑法各論部分の音声を繰り返し聴く
類型別通読
基本刑法Ⅱ通読

2年目の勉強内容について、詳しくはこちらの記事でまとめています。↓

予備試験*2021年度勉強記録まとめ
令和3年度の予備試験合格に向けて行った1年間の勉強の内容をまとめてみました。

1年目の論文式試験の直前に行った論証集の「使い方」を聴いて論証集に目を通す、という勉強法のおかげで、これをやれば実際の論文式試験で答案を作成できるようになりそうだという実感があったので、以降「使い方」は移動時間や家事の時間に繰り返し聴いていました。

この年も重要問題習得講座に取り組もうと試行錯誤していたのですが、結局満足にはやりきれず、予備試験論文合格は「使い方」のおかげといっても過言ではないです。

今から考えると、短答対策に時間をかけすぎていたこと、論文対策のメインとなるべき重要問題習得講座については、完璧さを求めすぎていたことが問題だったと思います。
重要問題習得講座は、効率的じゃなくても不完全でもいいからとにかく全科目を1周終わらせるという方針で進めていたら、もう少し自信を持って、もう少し上位で合格できたのではないかと思います。

論文合格は意外な結果だったので、何も対策をしておらず、論文の合格発表後口述まではかなり精神的にきつかったです。
でも、この期間のおかげで「目の前の試験に合格するために最低限やるべきことは何か」を考え実践する感覚が身につきました。

勉強の方向性が定まった3年目。しかし、とにかく時間がない

予備試験の口述式試験終了後から、2022年(令和4年)の司法試験受験までの勉強内容は以下の通りです。

司法試験は予備試験と違い、短答と論文の試験が同時に行われるので、期間ごとに勉強内容に差は設けず、全ての教材を並行して行っていました。

重要問題習得講座答案構成
総合講義100の音声を聴く
短答過去問で間違えたところを択一六法で確認
選択科目対策講座受講
論証集の「使い方」の音声を繰り返し聴く
司法試験論文過去問解析講座受講

3年目の勉強内容について、詳しくはこちらの記事でまとめています。↓

司法試験*2022年度勉強記録まとめ
令和4年度の司法試験合格に向けて行った勉強の内容をまとめました。

予備試験合格で、「使い方」で論証を覚えて、覚えた論証を重要問題で使いこなせるようになる、という方針で大丈夫そうだという確信を得られたので、3年目は何をすればいいのかについて悩むことはありませんでした。

しかし予備試験の口述式試験終了が10月末。そこから司法試験まで約半年と、とにかく時間がないという焦りがありました。

予備試験の論文合格発表から口述までなんとか駆け抜けて、そこからまた走り出す感覚です。

今から考えると、合格も想定して予備試験の論文終了後すぐに翌年度に向けた勉強を開始していればもう少し余裕があっただろうに、と思います。
もちろん、そのつもりはあったのですが、ついつい夏の間だらけてしまったのが反省点です。



まとめ

勉強開始から予備試験、司法試験合格までの流れはこんなイメージです。

STEP1:インプット講座受講

STEP2:短答過去問/論証を覚える/論文問題集

STEP3:論文過去問

1年目は直近の予備試験に向けてSTEP1〜3を回し、2年目以降は翌年度の試験に向けてSTEP2,3を回します。

過去問や問題集の回転数を増やしたり、旧司法試験の過去問を追加したりすることで完成度が上がります。

そのため、STEP1の純粋なインプットの段階には時間をかけずに、なるべく早くSTEP2,3に移行することが重要です。
インプットが足りない部分はアウトプット系の勉強をする中で上塗りしていけば大丈夫です。

▼私が受講したカリキュラムはこちらです。ガイダンスやサンプル講義もあるのでぜひチェックしてみてください。



▼私が実際に使用した教材別の具体的な勉強法はこちらでまとめています。

予備試験・司法試験|実際に使ってみておすすめの教材別の勉強法まとめ
講座の受講を開始したり、教材を入手したはいいものの、それらを使って具体的にどのように学習を進めればいいのかに悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そこで、私が実際に行った具体的な勉強法を教材別にまとめました。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの勉強の参考にしていただければ幸いです。