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予備試験・司法試験|時間がない人におすすめのインプット期の勉強法

インプット/短答/論文/口述対策

こんにちは。aoitoriです。

予備試験・司法試験の受験勉強におけるインプット期の効率的な勉強法を、私が実際に行ったことや失敗談を踏まえお伝えします。

予備試験・司法試験の受験を考えているけど時間の確保に不安のある方、学習を開始したけれど進め方に疑問がある方、いったんインプットは終わったけどもう一度取り組もうか悩んでいる方におすすめの記事です。

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予備試験・司法試験合格までの学習段階の考え方

予備試験・司法試験合格までに行う学習は段階的に分けて考えることができます。

分け方は様々だと思いますが、こちらのブログでの分類方法をご説明します。

まず第一段階として、網羅的な知識を学ぶインプット
予備校講座だと「入門講座」や「基礎講座」、「総合講座」と呼称されることが多い部分です。

網羅的な知識のインプットが終わったら、アウトプット中心の学習に移行します。

アウトプットは試験形式ごとに分けて対策を行います。
そのため、短答対策論文対策口述対策(予備試験のみ)と分けて勉強法を解説しています。

学習の進め方としては、インプット→短答対策・論文対策→口述対策(予備試験のみ)という流れを想定しています。

インプットはスピード重視

アガルート総合テキスト.jpg

では、さっそくインプット期におけるおすすめの勉強法について解説していきます。

インプット期は予備校を利用する場合は講義を受講することがメインになると思います。

独学を選択された場合、基本書の通読に置き換えて読み進めていただきたいと思います。

ここで注意したいのが、ひとつひとつを覚えようとせず、スピード重視でどんどん進めることです。

中学・高校の定期試験や高校・大学受験では、教科書に書いてあることを暗記すれば、ある程度良い結果を得ることができたと思います。

しかし予備試験・司法試験ではそうはいきません。

合格に必要とされる知識が膨大すぎて、暗記ではとても乗り切れないのです。

そして、法律はさまざまな分野が関連しあっているので、特定の分野だけを見ていても理解が進まないことが多いです。

そこで、まずは全科目・全範囲をなるべく早く通すことを目指し、どんどん受講を進めましょう。

講座の受講方法は担当講師から指示があると思いますが、十分な時間を確保できない場合、基本的に復習は不要です。

講義を受講する段階でしっかり吸収するように努め、わからないところは後のアウトプットの段階で戻ってくればいい、くらいの気持ちで進めましょう。

インプット終了時に、各科目のストーリーが大体わかる、全体像がつかめる程度の到達度で十分です。

アウトプットでつまずいた時は

インプット終了後、短答・論文対策として過去問や問題集を使用したアウトプット中心の学習に移行するわけですが、その際、全く解けずに愕然とすることがあると思います。

そんな時、「インプットが足りないんじゃないか」と再度、入門講座等のインプット教材に戻りたくなるかもしれません。

しかし、そこでもう一度講義全体を視聴し直すといった戻り方は絶対にやめた方がいいです。

先ほど「アウトプットの段階で戻ってくればいい」と書きましたが、戻るといっても、もう一度同じことをするのではなく、わからない部分をテキスト等の該当部分を使って確認する、という戻り方がおすすめです。

講義を聞くだけでは1周目と同じで短答なり論文なりに必要な知識は定着しません。

足りない知識は、アウトプット教材で習得するのが基本です。

どうしてもそれでは解決しない場合にインプット教材の該当部分に戻りましょう。

絶対に同じ轍を踏んで欲しくない私の失敗談

私の場合、インプット教材の取り扱いで失敗し大きく出遅れてしまいました。

具体的には、インプット講座の受講のみで2019年6月〜2020年4月と8か月もかかっています。

2020年の予備試験受験も考えていたので、本来であれば短答直前期までです。

2020年はコロナ禍で試験日程が3か月ほど後ろ倒しになったので、なんとか受けに行くことができましたが、例年通りに試験が行われていたら、1年目の予備試験受験は危うかったです。

なぜこんなに期間がかかってしまったのかというと、まずインプット講座の学習方法に迷走していました。

講座を受講するだけだと頭に入っている気がしないと感じ、受講後にテキストを読み返していました。
今から考えるとこの時間は無駄でした。

それよりも講座受講中にウトウトしたりしないで、「ここでしっかり吸収する」つもりで受講すればよかったと思います。

そして、インプット講座の1科目目、民法が終わった段階で論文対策を始めようとしたのですが、これが思うようにいかず、挫折。

子たちの夏休みと重なったりといった事情もあって、勉強自体を中断してしまいました。

そして、再開する際、「今度こそは」とまた民法の初めから講義を視聴し直してしまったのです。

▼司法試験合格までに行った内容はこちらの記事でまとめています。

勉強開始から予備試験・司法試験合格まで3年間の勉強内容をまとめました
勉強開始から予備試験合格を経て司法試験に合格するまでの3年間の勉強内容を大まかな流れに沿ってまとめてみました。司法試験合格までに最低限必要なことのイメージが掴めると思います。

このブログを読んでくださっているみなさまには短期合格のため

  • インプット講座、特に復習には時間をかけない
  • インプット講座を何度もやり直さない

の2点をぜひ肝に銘じていただきたいと思います。

使用教材

私はインプット教材としてアガルートアカデミーの総合講義300を使用しました。

▼総合講義300はこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるので、ぜひチェックしてみてください。

【2024・2025年試験対応】司法試験|総合講義300 | アガルートアカデミー
司法試験・予備試験合格の第1歩は入門講座・基礎講座から。本講座は,司法試験予備試験(予備試験),司法試験合格に必要な全ての知識を300時間で習得する法律の入門講座・基礎講座です。アガルートアカデミーは,効率よく司法試験・予備試験の合格に必要な知識のインプットを完了させる入門講座・基礎講座として本講座を設計しました。

▼総合講義300を使った勉強法はこちらの記事でまとめています。

アガルートアカデミー司法試験|総合講義300を使った勉強法
オンライン予備校アガルートアカデミーのインプット講座、総合講義300を使って実際に行った勉強法、短期合格のための受講のコツをお伝えします。

▼予備試験合格までに必要な講座が全部入ったカリキュラムはこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるのでチェックしてみてください。



今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの合格に向けて、参考にしていただければ幸いです。