こんにちは。aoitoriです。
予備試験や司法試験の論文式試験のような、長文を手書きする試験には万年筆が最適だと思っています。
その理由と、使いこなせるか不安な方におすすめの気軽に試すことができる万年筆をご紹介します。
長文の論文式試験に万年筆がおすすめの理由
司法試験や予備試験の論文式試験のような、長文を手書きする試験には万年筆が最適と考えています。
その理由は手が疲れにくからです。
論文の答案を書いてみて、手が痛くなってしまったことはありませんか?
私の場合、予備試験も司法試験も、論文式試験では量を書けるタイプではありませんでした。
それでもボールペンを使っていた頃は、一日答案を書くと手が痛くなってしまっていました。
ひどい人だと腱鞘炎になってしまったのを見かけたこともあります。
ボールペンを使って文章を書く場合、手が痛くなってしまう原因は、筆圧の高さにあります。
ボールペンはその構造上、筆圧をかけないとインクが出てこないため書けません。
そのため必然的に筆圧が高くなりがちです。
これに対し万年筆は、ペン先を紙に置けばインクが出てくる構造のため、筆圧をかけなくても書くことができます。
そこで、万年筆を使って筆圧をなるべくかけずに書くのが、長文の論文式試験でも手が疲れにくくなる秘訣です。
万年筆を使いこなせるか不安な人におすすめの万年筆
筆圧が高い方が初めて万年筆を使う場合、注意が必要です。
高い筆圧のままでは、ペン先が必要以上に開いてしまいガリガリした書き心地になってしまったり、最悪の場合ペン先が開いて戻らなくなり筆記できなくなってしまったり、かえってストレスを感じることになってしまいます。
筆圧が高かったり、使い方がわからなかったりで、いきなり高価な万年筆を買うのは不安、という方は、まず、安価な万年筆を使って、万年筆に適した書き方ができるか試してみるのをおすすめします。
万年筆はペン先の素材によって、鉄ペンと金ペンに大まかに分けることができます。
このうち鉄ペンは材料のコストが低いため安価に入手することができます。
そのため、ひとまず万年筆を試してみたい、という方には鉄ペンがおすすめです。
▼パイロットカクノは定価1000円にもかかわらず、論文試験用におすすめの金ペンとニブの形状が近いため、お試しの万年筆として一押しです。
▼デザイン重視ならラミーサファリ。
カクノもサファリもグリップの形状に工夫があって万年筆を正しく持てるようにサポートしてくれます。
ペン種はカクノはF、サファリはEFがおすすめ
万年筆は、書ける字幅に応じてEF(極細字)、F(細字)、M(中字)、B(太字)といったペン種があります。
そして、同じEFなりFなりでもメーカーやペンの種類によって書いたときの字幅が大きく異なります。
特に海外メーカーのものと国内メーカーのものでは違いが顕著で、海外メーカーのものは国内メーカーのものに比べて一回りかそれ以上太くなるので注意が必要です。
日本語では漢字など画数の多い字を書くことが多いのに対し、アルファベット中心の海外では画数が少ないことが原因のようです。
司法試験や予備試験の論文式試験では漢字をたくさん書くので、字が潰れて判読不能にならないように、国内メーカーであればF(細字)がおすすめです。
カクノのFは筆記線が太いと感じると思いますが、最終的に論文式試験用としておすすめする国内メーカーの金ペンのFはもっと細く筆記できるものが多いので安心してください。
EFだとカリカリ感が強くて、筆圧をかけずともスルスルと筆記できる万年筆の書き心地の良さを実感しにくいと思うので、まずカクノのFでそれを味わっていただきたいです。
海外メーカーのラミーサファリは一番細いEF(極細字)がおすすめです。
カクノよりペンポイントは大きくインクの出は渋く、トータルで同程度の字幅になるイメージです。
万年筆に興味をお持ちいただけたでしょうか?
長くなってしまったので、論文用としておすすめの万年筆はまた後日記事にしたいと思います。
▼私が受験勉強、試験本番に使用していたおすすめ文房具はこちらの記事でご紹介しています。
▼アガルートアカデミーのセール情報はこちらです。
\アウトレットセール開催中!/
▼楽天ユーザーの方はポイントアップ期間にぜひ。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの合格に向けて参考にしていただければ幸いです。