こんにちは。aoitoriです。
子どもの頃から暗記が苦手で、大学受験の際は文系なのに社会を捨てたほどです。
そんな私ですが、予備試験・司法試験受験にあたり改めて勉強法を見直し、たどり着いたのは覚えようとしない記憶術です。
資格試験において高度な暗記術は不要
子どもの頃から暗記が苦手で、大人になるとなおさら単純に暗記するのが難しいと感じるようになりました。
さらに予備試験・司法試験の受験にあたっては、学生の頃のように勉強だけに時間を使えるわけではないことを理解していたので、効率的に勉強を進めたいと勉強法を学ぶところから始めました。
その過程で世には様々な記憶術があると知りました。
しかし、資格試験の勉強において暗記のための記憶術は不要です。
なぜなら記憶術は主に関連性のない単語や数字を覚えるためのもの。
暗記それ自体を目的としたスポーツのようなものです。
これに対し資格試験に合格するために必要な知識は、お互いに関連性のある体系だった知識です。
そして子どもの頃は単純記憶が得意ですが、年齢を重ねるにつれ単純記憶は苦手になりその代わりにエピソード記憶が得意になってくるということです。
小学校で九九を暗記した頃のことと大人になった現在を比較してみるとその変化がわかりやすいのではないかと思います。
そのため、資格試験の受験勉強の際は暗記よりも理解することを意識して取り組む必要があります。
覚えるために必要なことは繰り返し思い出すこと
インプットを目的とした学習の後、アウトプット系の学習に移行する際に、「理解はしたんだけど思い出せない」という段階があると思います。
ここを乗り越えるためのポイントは思い出そうとすること=想起です。
そして長期記憶にとどめるために繰り返すことが必要になります。
アウトプット重視の勉強法の意味
これを効率よく行えるのが過去問や問題集を中心としたアウトプットの形式を取る学習です。
資格試験の効率的な勉強法としてアウトプット中心の勉強法が推奨されますが、「繰り返し想起する」を必然的に行うことになるので、効率的に必要な知識が記憶できるわけです。
さらに過去問を用いれば実際の出題形式に慣れることもできて一石二鳥です。
ここで注意しなければならないのが、あくまでも繰り返し想起するからこそ高い学習効果が得られる、という点です。
想起するものがない段階でいきなりアウトプットをしたり、目的もなく繰り返したりしても学習効果は得られません。
予備試験・司法試験、その中でも特に論文試験は難易度が高く、インプット期終了後いきなり過去問を解こうとしても自力では何も思いつかないのが普通だと思います。
そんな時は教材を難易度の低い問題集に変えたり、論点抽出だけ・問題提起から結論までの流れだけ、とテーマを絞ったりして、少しがんばれば想起できるように難易度を調整してまず1周します。
そしてだんだんと難易度を上げながら周回を重ねることができると無理せず高い学習効果がえらえると思います。
▼いろいろな本を読んで一時期勉強法マニアになりかけましたが、この1冊に資格試験の勉強法として必要十分な知識が詰まっています。
▼アガルートの講座は難易度を上げながら周回を重ねられるようにカリキュラムが組まれていておすすめです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの合格に向けて参考にしていただければ幸いです。
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