こんにちは。aoitoriです。
アガルートアカデミー論証集の「使い方」講座を利用した勉強法をご紹介します。
正直はじめはカリキュラムの中でも優先度の低い講座かと思っていましたが、論文対策の突破口となる講座、他の勉強ができない時でもこれだけはやるというくらい試験勉強の軸となる講座でした。
特に、論文対策に不安がある方・行き詰まっている方におすすめです。
論証を聴くだけなんて・・・と侮るなかれ
論証集の「使い方」は、テキストの論証集を工藤講師が読み上げてくれる講座です。
▼論証集の「使い方」はこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるので、ぜひチェックしてみてください。
聴くだけの勉強法は効果が薄いと思っていたので、正直はじめはカリキュラムの中でも優先度の低い講座だと思っていました。
しかし、1年目、1回目の予備試験の論文直前に、重要問題は到底終わらないという状態で、せめて試験時間中何も書くことがなくて暇で苦痛だということがないように、論証だけは全範囲を回しておこうと考え、音声ダウンロードを利用し受講を開始しました。
その結果、時間が足りなくて書ききれなかったり論証を思い出せなかったりで合格には及ばなかったものの、一応書くべきことが思い浮かぶ程度には持っていくことができ、迷走していた論文の勉強の方向性を見出すことができました。
それ以降は、移動時間の歩いている時間や電車に乗っている時間、ルーティンの家事で手は動かしているけれど頭はあまり使っていない時間に繰り返し音声を聴きました。
本当に何度も繰り返して3年間で2〜30回は聴いたんじゃないかと思います。
↓車や電車、掃除機の音にも負けないノイズキャンセリング機能付きイヤホンの使用がおすすめです。
取り組むべきタイミングと勉強法
私は1年目、1回目の論文直前期になってしまいましたが、おすすめの受講のタイミングは、総合講義300(基礎講座、入門講座に該当)の1科目目が終わってすぐです。
総合講義300の2科目目と並行して、1科目目を進めましょう。
勉強法は、オンライン講義の視聴はせずに、音声ダウンロードを利用し聴くだけで十分だと思います。手元にテキストも不要です。
板書等もなく、聴くだけで済むように講義も構成されています。
総合講義で一度学んだ内容なので、1周目から1.5倍速あるいは2倍速で聴けると思います。
その際に注意したいのが、ただ聞き流すのではなく、想起しつつ聴くようにすることです。
はじめは「そんな論点あったっけ?」という状態だと思うのですが、まずは何の話か思い出すようにし、次は自説の結論、その次は理由づけを、と徐々にステップアップしながら、音声で正解が流れる前に思い出せるように意識します。
これをやっておくと、論文対策の基幹というべき重要問題習得講座にスムーズに進めると思います。
私は順番が逆になってしまったので、重要問題習得講座でかなり苦戦しました。
論文当日に持っていくのは論証集と音声を入れたスマホ
試験勉強を開始して間もない頃は試験当日のことなんて想像もできないかもしれませんが、最終的には通る関門。
勉強の初期段階から試験当日を見越して準備しておくと直前期に慌てずにすみます。
そこで、試験当日にどの教材を持っていくか考えてみてほしいのです。
総合講義のテキストは網羅性は高いが分厚くて重いし、当日に全部見返すのは無理。
重要問題も同じくらいの厚さがあって重く、実践的な内容だが知識の一覧性に欠ける。
となると、コンパクトだけど論文に必要な知識については網羅性がある論証集が一番有力な選択肢になると思います。
私は論証集の内容を理解し覚えるので精一杯だったのでやりませんでしたが、もし情報を一元化するなら論証集にするのがおすすめです。
試験当日は「使い方」の音声を聞きながら試験会場に向かい、試験会場についてからは論証集を確認していました。
2倍速で聞けば15時間程度で7科目の全範囲を聴き終わるし、論証集も最後に詰め込みたい要件なんかをすぐに確認できるので便利です。
まとめ
論証集の「使い方」講座は、勉強の初期段階から試験当日まで使える講座です。
カリキュラムを受講している方は侮らずに利用しましょう。
必要な講座だけの受講をお考えの方も、「使い方」は受講することをおすすめします。コンパクトな講座で価格もお手頃です。
論文対策のやり方に不安がある方、膨大な試験範囲に圧倒されて行き詰まったいる方に特におすすめです。
論文対策の突破口になると思います。
▼論証集の「使い方」はこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるので、ぜひチェックしてみてください。
▼「使い方」のみならず総合講義300や重要問題習得講座も入った全部入りのカリキュラム受講はこちらから。
↓私の3年間の勉強内容のまとめはこちら。
↓私が使用した教材別の勉強法はこちらでまとめています。
そこで、私が実際に行った具体的な勉強法を教材別にまとめました。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの勉強の参考にしていただければ幸いです。