こんにちは。aoitoriです。
予備試験、司法試験の論文対策におけるメイン教材というべき重要問題習得講座。
はじめから完璧にこなそうとせず、何周かして知識を上塗りするように学習を進めるのがおすすめです。
重要問題習得講座は予備試験・司法試験の論文対策の要
重要問題習得講座は、典型論点を中心とした論文問題を解いていく講座です。
典型論点中心だからと侮ってはいけません。
予備試験はもちろん司法試験の論文対策としても、この教材で十分対応できるレベルまで到達することができます。
実際私は、1周目を終えて予備試験に、2周目を終えて司法試験に合格することができました。
判例・通説をベースに解答が作成されているので、安心して解答例を参考にすることができます。
基本的に説の使い分けがなく立場が一貫しているので、自説から書き直さなければいけない、なんてこともなくスムーズに学習を進めることができます。
予備試験・司法試験を通して論文対策のメインとなる教材です。
▼重要問題習得講座はこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるので、ぜひチェックしてみてください。
いかにスムーズに始められるかが短期合格のカギ
論文対策のメインとなるべき教材ということはわかっていたのですが、あるいは、だからこそ気負い過ぎてしまった部分があったのか、私はこの重要問題習得講座をこなすのにとても苦戦しました。
何度も、挫折し立ち止まり、勉強を中断してしまい、忘れてしまったのでまたはじめから、なんてことを繰り返しました。
やり方も何度も変え、どんどん簡略化しました。
その経験からいえるのは、はじめからできると思わず、でも一回一回真剣に繰り返すことです。
予備試験・司法試験の論文対策は、「わかる」と「できる」の落差がとても大きいです。
そのため、他の試験のようにインプットが終わったからアウトプットという具合に進むと、あまりのできなさに愕然としてしまいます。
そこで、アウトプット教材を使いつつインプットの精度を上げていくつもりでスタートするのが挫折を防ぐコツです。
1周の負荷を軽くする分、回数を重ねたいので、ここでいかにスムーズにスタートを切るかが、短期合格のためのカギとなります。
理想の受講開始のタイミングは総合講義300の1科目目が終わってから
重要問題習得講座のおすすめの受講開始のタイミングは、総合講義300の1科目目が終わってすぐです。
勉強時間を増やすか、これまで総合講義300に充てていた時間の一部を重要問題習得講座の1科目目に振り分けられるとベストです。
どうしても総合講義300と並行して進めるのはキツイという場合には、総合講義300と並行して論証集の「使い方」だけは繰り返し聞いておいて、総合講義300が7科目終わったらすぐに取り掛かりましょう。
段階を踏んでステップアップ
重要問題習得講座を受講する際は、1周目から自力で答案作成や答案構成をしようとは思わず、2回目、3回目でそれができるようになるにはどうしたらいいかを念頭に取り組むといいと思います。
もちろん、すでに論証集の「使い方」講座等を何度も繰り返していて、初めから楽々答案構成ができる、という方は別ですが。。。
具体的には、まずは①解答例を読み解けるようになること、その次に②答案構成だけでいいので再現できるようになること、それ以降は③再現の正確性を上げていくこと、というステップを踏んで進めるといいと思います。
「書く」ことは必須だがきれいなノートづくりは不要
そして、論文試験は「書く」試験なので、どのステップにおいても「書く」方法は取り入れるべきです。
私の場合、一番はじめは「読む」だけで済ませてしまったので、何も定着しておらず、それなりの時間をかけたのに無駄にしてしまいました。
また、「書く」際に、ノートを作ったりしてきれいにまとめることは不要だと思います。
時間がかかるし、復習の際にはテキストを見直した方が正確だし、当日に持っていくのは論証集だからです。
私はこれをやろうとして圧倒的に時間が足りないことに気づき、手が止まってしまいました。
専業受験生で勉強体力にも自信あり!という方以外にはノートづくりはおすすめできません。
まとめ
重要問題習得講座は予備試験・司法試験の論文対策としてメインになる講座です。
しかし、はじめから気負いすぎず、何周かするうちに答案構成なり答案作成なりが自然とできるようになっていくんだ、というくらいのつもりでどんどん進めましょう。
そして、何周かできる、試行錯誤ができる時間の余裕のあるうちにスタートしましょう。
▼司法試験合格までに実際に行った勉強内容はこちらでまとめています。
▼総合講義300を使った勉強法はこちらでまとめています。
▼論証集の「使い方」の勉強法はこちらでまとめています。
▼総合講義300や論証集の「使い方」もセットになってカリキュラムの受講はこちらから。ガイダンスやサンプル講義もあります。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの勉強の参考にしていただければ幸いです。