こんにちは。aoitoriです。
予備試験・司法試験の最大の難関、論文式試験の過去問対策として最適なアガルートアカデミー予備試験・司法試験論文解析講座を使った勉強法をご紹介します。
論文過去問教材の選び方のポイントは解答例の完成度
予備試験、司法試験ともに最大の難関は論文式試験であり、過去問は最良の教材です。
法務省のホームページに過去問や出題趣旨、採点実感も掲載されていますが、これだけを頼りに対策を進めるのは、独りよがりになりがちだし時間がかかりすぎます。
そこで、論文過去問を解説してくれる教材を使用するのがおすすめです。
そして、論文過去問教材の選び方のポイントは、解答例の完成度の高さにあると思います。
論文過去問を題材にした問題集はいくつか出ていますが、解答例が受験生の再現答案であることが多いです。
そうすると、受験生が現場で書いたものであるため、出題趣旨や採点実感の趣旨も織り込まれておらず、答案の完成度としては低いと言わざるを得ません。
受験生のレベルを知るという意味で意義のあることかもしれませんが、論文過去問を通して学習すべきことは、論文対策の到達点を知ることにあると考えます。
そうすると、判例通説はもちろんのこと、出題趣旨や採点実感をも踏まえた完成度の高い解答例が必要と言えます。
この観点からアガルートアカデミーの論文過去問解析講座がおすすめです。
判例通説ベースで出題趣旨や採点実感を織り込みつつも、実際の答案用紙の字数制限の範囲内に収まった解答例が提示されています。
▼予備試験の論文過去問解析講座はこちらです。ガイダンスやサンプル講義もあるのでチェックしてみてください。
▼司法試験の論文過去問解析講座はこちらです。ガイダンスやサンプル講義もあるのでチェックしてみてください。
早いうちから取り組み、論文対策の方向性を確認
先ほども書きましたが、過去問教材は論文対策の到達点を知るために使います。
なので、なるべく早いうちから取り組むことをおすすめします。
と言っても、あまりに早すぎるとチンプンカンプンで学習効果が低いと思うので、論証集の「使い方」を何周かして論証が頭に入ってきた頃、あるいは、重要問題習得講座の1周目が終わった頃がおすすめです。
過去問を実力試しに使いたい、そのため過去問に手をつけるのはやるべきことが完了した直前期、と考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、予備試験や司法試験の場合、やるべきことが完了するということはまずありえません。
それに、そこまで辿り着けなくても合格します。
なので、自分が合格できるかどうかを占う模試的なものとして使うよりも、論文対策の方向性があっているかを測る一つの教材として早い段階から積極的に取り組んでいくことをおすすめします。
論文対策にひと区切りがつくごとに数年分ずつでもいいので目を通してみましょう。
いきなり解けないのは当たり前。薄く繰り返す
具体的な学習方法ですが、はじめから解こうとしてはいけません。
何度も言いますが、論文過去問はあくまで論文対策の到達点です。
なので、早いうちから取り組むといっても、一番はじめは問題文を読んで自分なりに一応考えたら解説・解答を読み解くだけでも十分です。
論文対策に区切りがつくごとに取り組み、その度に、読み解く→論点抽出→答案構成→起案、といった風にできることを増やしていきましょう。
一回でやりきろうとせずに、薄くでいいので何度も塗り重ねるイメージです。
論文過去問は、はじめはとんでもなく難しく思えるかもしれませんが、論証集の「使い方」や重要問題習得講座等を使って、順を追って論文対策を進めるうちに徐々にできるようになってきます。
焦らずに進めましょう。
▼予備試験合格までの全部入りのカリキュラムはこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるのでチェックしてみてください。
▼私が実際に使用した教材別の勉強法はこちらの記事でまとめています。
そこで、私が実際に行った具体的な勉強法を教材別にまとめました。
▼学習開始から予備試験・司法試験合格までの3年間の勉強内容はこちらの記事でまとめています。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの学習の参考にしていただければ幸いです。