こんにちは。aoitoriです。
アガルートアカデミーの総合講義100について、私が実際に行ったことをもとにおすすめの勉強法をご紹介します。
インプットの浅さに不安を感じ予備試験口述後に受講
アガルートアカデミーの総合講義100は中上級者向けのインプット講座です。
私は、予備試験の際は論証集の「使い方」講座の音声と重要問題習得講座のテキストをメインに論文対策を進めていました。
そのため自説からの論証中心の勉強になってしまい、判例や学説の理解に不安がありました。
判例の分析や学説の対立に深入りしすぎるのは、短期短時間での合格の観点からはよくありませんが、判例や学説を理解していた方がなんでその論点が存在するのかがわかり、論証の使いどころや事例に応じてどれだけ厚く書くかの判断がしやすくなります。
かといって、予備試験の口述終了後、翌年の司法試験までには半年余りしかなく、私の勉強量では判例集や基本書、演習書といった教材に自力で取り組む時間はないな、と判断し、総合講義100の受講に踏み切りました。
おすすめは聴く勉強法
予備試験受験のための学習開始後、一番初めに受講した総合講義300での失敗でインプットに時間をかけすぎてはいけないことを学んだので、受講はするけど時間はかけすぎず、あくまでアウトプット中心の勉強の補助として使うことを決めていました。
▼失敗談を踏まえた総合講義300のおすすめの勉強法はこちらの記事でご紹介しています。
具体的には、音声ダウンロードを利用し、移動時間や家事の時間に2倍速で繰り返し聴きました。
予備試験合格まではアガルートの論証集の「使い方」講座を聴いていたのですが、それに換えて総合講義100を聴くようにしました。
▼論証集の「使い方」の勉強法についてはこちらの記事でご紹介しています。
総合講義300や「使い方」は、初めのうちは2倍速では聞き取れず1.3〜1.5倍速からのスタートでしたが、総合講義100の段階では概要がわかっているので、初めから2倍速で大丈夫でした。
歩きながら・家事をしながらの受講だったため、テキストは使用しませんでした。
そのためとてもキレイです。
ところどころテキストや画像がないとわかりにくい部分もありましたが、「使い方」講座の詳しいバージョンといった感じで、聴くだけでも十分理解できる構成でした。
倍速で聞けば50時間で7科目を回せるので、「使い方」じゃ物足りないけど、総合講義300じゃ冗長すぎる、という方にぴったりです。
独学やロースクールで学ばれている方で基本的な知識は習得済みだけど、予備試験・司法試験合格に特化した内容を習得したい、という方の要望にも合致する内容だと思います。
総合講義100の受講を考えていらっしゃる方は、すでにインプットはある程度済んでいらっしゃると思うので、丁寧になりすぎないようスピード重視で取り組むといいと思います。
▼総合講義100はこちらから受講できます。ガイダンスやサンプル講義もあるので、ぜひチェックしてみてください。
▼聴く勉強にはノイズキャンセリング機能付きのイヤホンがおすすめです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みなさまの合格に向けて参考にしていただければ幸いです。